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解り易く伝える3つの極意Vol.1

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【解り易く伝える3つの極意Vol.1】
先日「専門用語をわかりやすく伝える方法はないでしょうか?」という質問を受講生から受けました。

私は数億というシステムの提案コンペを戦ってきたので、普通の人にはさっぱりわからない、システムの仕組みや、見たこともない最新技術の説明など、ある意味おもしろい説明を、たくさんやってきました。そこで培った、わかりやすく伝える極意は3つ。

1)相手の理解できる知識ベースを知ること

2)相手の、身近でわかる例え話に、置き換える事
3)面白おかしく伝える事

1)の相手の理解できるベースを知るは、学校の先生をイメージしてください。

先生は毎年同学年には同じ授業をするので、ほぼ8割が理解できる一般的な説明方法を持っていて、授業をします。

一定学力以上の子供はそれで理解できますが、一定学力以下の子供は当然理解できません。

そこで手を上げて質問したり、授業後先生のところへ質問に行けば、先生はその子にわかるように、かみ砕いて説明してくれます。

でも大抵の場合、わからない子はどうせ聞いてもわからないから質問しません。(私の数学のように、その教科は未知との遭遇になるわけです)

つまり、相手がわかるかどうかは、相手の現在の知識ベースを知らないと、どこから説明していいか解らないという事です。

「そんな事いちいち調査できないじゃん!」って、思ったあなた!

雑談で調査できれば、より良いのですが、大人ですから直接聞かなくても想像は出来ます。

「この説明で、業界の人でないお客様に伝わるだろうか?」

「この言葉は、出席者全員が1度で理解出来るものだろうか?」

と事前に問いかける事で、解消できます。

また、お客様と同等の、素人に説明を事前に聞いてもらい、解らない所を指摘してもらうという方法は、とっても有効です。

もう一つ重要な事は、相手の表情を見る事です。

表情は、最も気持ちが現れやすいため、わかったかわからなかったかは、リアルタイムで確認出来ます!

だから、自分の話にいっぱいで、相手の顔を見ていない人には、絶対わかりやすい説明ができないのです。

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