歯科助手さんにも必須な、プレゼン力

話の順番って、深く考えた事ありますか？
私は職業柄、「その説明順番を入れ替えるだけで、結果が倍になるのに～」って思う話に、よく遭遇します。

新手法のホワイトニングが10,000円！今ならお試し価格7,000円！
先日メンテナンスのために行った歯医者で、壁にホワイトニングの張り紙が・・・

全部で10,000円でも安いのに、30％OFFなの？
尋ねてみると、ホワイトニング専門の方にバトンタッチ。
10万円、5万円、2万7千円と、全て手法の説明を一通りした後、7千円のホワイトニングの説明が・・・

「時間は2時間半くらいです。ただ新しい薬剤なので、どこまで白くなるか確約できません。それほど白くならない方もいらっしゃいます。」

え？それは、売りたくないって事？それとも、激しく成果がでないって事？と脳内会話がぐるぐる回る。

プレゼンで商品を紹介するときに、理想的な未来を最後に持ってくるのは最重要事項！！

最悪の事態を最後に持ってこられて、買う人はいません。説明の順番を見直すだけで、結果がガラッと変わるのに。

「10万円の白さが10だとすると、7千円のホワイトニングは、2ぐらいかもしれませんが、1回で完結する手軽さは魅力です。
渡邉さんが初めてなら、急に真っ白になってビックリされるよりは、最初そのくらいの白さの方が良いかもしれませんよ。」

って言ってってくれれば、やったかなぁ～
（だって私はやる機マンマンだったんだもの）

価値を伝えるって、そういうことだと思いません？
値段に価値なんてないんですもの。

人は自分の事にしか興味がない。
だからこそ、その人に何をもたらしてくれるのかを語ってくれなきゃ（笑）

その歯医者。先生はイケメン揃いで、腕も抜群！
長年かよって信頼関係もあり、買う気もある私に、買わない決断をさせる歯科助手さんって、ある意味凄い！

プレゼン力って、どんな業種でも必要だなぁ～
歩合制で、ここのホワイトニング説明者になりたい私でした。