解り易く伝える3つの極意Vol.2
【解り易く伝える3つの極意Vol.2】
昨日はわかりやすく伝える3つの極意その1)相手の理解できるベースを知るを、学校の授業を例にお伝えしました。
今回は、残りの2つをお話します。
その2)は相手の身近でわかる例え話に置き換える事です。前回は、読んでいる貴方がどんな知識ベースかわからなかったので、万人に共通の学校での授業を例にお話ししました。
特に学術用語や法律のような難しくて堅いものは、恋愛とかギャンブルなど、おおよそかけ離れた、俗っぽいものを例えに使うと、ホッとするのか喜ばれ、笑いとともに素直に聴いてもらえます。
それと同時に、相手が一気に話を聞くモードに入ってくるのがわかります。このときも、聞き手の表情から目を離さないでくださいね!身を乗り出してくるのがわかって、わくわくしますから。
その3)の面白おかしく伝えるは、あたたは、校長先生の話って、思い出せますか?その中で面白かった話ってあるでしょうか?
残念ながら私は一度もそんな経験ありません。
企業研修の講師をしていると、「忙しいのに会社に言われて、仕方なく受講する」なんて受講生も結構多くて、そんな人達につまらない話をしたら、秒速で寝てしまいます(笑)
こんな不利な状況を打ち破る、秘密兵器が”笑い”です。
これが一番、簡緊張と緩和というメリハリを作りやすく、即効性があるのです。
人間の脳は、快の時しか学べないように出来ているので、それももっともな事。
「でもそんな面白い話なんて、芸人じゃあるまいし、思いつかないよ~」
そんなあなたにも強い味方がいるんです。それは「失敗談」
自分や周りの人の”失敗談”を積極的にユーモアを交えて話す事で、その話を聞いた相手は、自動的にあなたに親近感を持ってしまい、たとえ説教臭い話でも、割とすんなり受け入れてもらえます。
「共感」「笑い」「失敗談」に親近感を抱くのは脳のくせなんです。
話す方も聴く方もどちらの脳も快になるこの方法、折角ならば最大限に活用しない手はありませんよね!